ケアマネ交流会にてアンガーマネージメント研修 怒りの心理教育 心理トレーニングを学ぼう
今回のアンガーマネージメントは
ケアマネージャー様からのご依頼で
ケアマネ交流会にお招きいただき
アンガーマネージメントについてお伝えをして来ました
最初は10名くらいとお聞きしていたのですが
18名ものご参加を頂き関心の深さが伺えます
私は歯科医院のマネージャーをしています
私どもの歯科医院では訪問歯科診療のサービスを行なっており、その関係で介護福祉に関わる方とお会いする機会が多いんです
今回の参加者である
ケアマネージャーさん達は
一人ひとりの利用者さん、ご家族さんと深く関わり十分なコミュニケーションを取るためにご自宅へ訪問し要望を聞き対応していかなければなりません
私の義母も70歳で現役のケアマネージャーとして活躍していますが 実際利用者やご家族さんから無理な要望やクレームを受けることも多々あると話を聞きます
怒りとはなんでしょう
怒りとは
リクエストです 要望であり 要求です
それは身近な対象ほど強くなり
関係が近くなるほど、期待も大きくなり
その、要望が叶わないと怒りとしてぶつけられます
特に、利用者さんやご家族さんは
以下のような第一次感情がたまりやすい状態になっています
「一生懸命介護しても症状の進行がとめられず
悪化していく」
自分の無力さを痛感し
「どうすることもできない」と自分を責めてします
介護をする家族は50代からが多く肉体的疲労も重なると ストレス耐性が弱くなり
どうしても、感情的になりやすくなる傾向にあります
第一次感情が溜まってくると
本来怒らなくてもいい事にも感情が溢れてしまい怒りが発動してしまいます
つまり、心がとても不安定になり
脳が疲弊してくると
知性や理性のブレーキが甘くなり感情の脳が
出やすくなります
そういった家族に関わる
ケアマネージャーさん達には
是非、怒りの仕組みを理解し 無理な要望やクレームから自分の心を守る術や、相手の怒りを理解し共感する力を身につけ利用者さんやご家族さんの心の支えとなる事ができれば介護での虐待、悲しい事件も防ぐことが出来るのかもしれないと思いました
そういったスキルを身につけるには
日々のトレーニングが絶対に必要です
例えば
イチローが打率4割の打ち方を教えてくれても
私たちは打てません
練習しないで、理論だけでは出来ないからです
まあ、練習しても4割は中々打てませんが
笑
今の世の中とても便利です
文明は発達しテレビもエアコンも
リモコンひとつでコントロールできます
スマホ一つでなんでも出来ます
と同時に、衰退していきつつあるのは
我慢や思い通りにならなかった時の耐性の低さです
思い通りにならなければ、相手をコントロールすればいい安易にそう考える方が増えてきたと
ニュースで様々な事件をみてそう思います
外的なコントロールを捨て
相手のベキを理解し、違いを交渉する事が出来たならもっと私たちの生活は幸せになるのかもしれないと 改めて思える事ができました
怒りは連鎖します 連鎖を断ち切り
人が人に怒りをぶつけていかない社会が実現するといいですね
アンガーマネージメント応用講座のお知らせ
https://www.angermanagement.co.jp/outline/seminar/23123