お釈迦様から学ぶ イライラアンガー(怒り)マネージメント
今回のアンガーマネジメントは・・・
時々こんな会話を耳にするんですよね~
「どうしてあの人何回言っても分からないんですかねほんとムカつきます」
「仕事の邪魔ばかりして、いない方がマシです!」
「そばにいるだけでウザイんですけど」
とか・・・
悲しい言葉ですょ (´;ω;`)ウゥゥ
こんな刃のような言葉が本人の耳に入ったらどんな気持ちになるんでしょうか
「私の存在価値って・・・」「生きてても意味ない・・・」「居場所がない」
と精神的に追い詰められていきますよね
気持ち的にエスカレートしていくと自ら命を絶っていしまうという最悪のケースに繋がる場合もあります
この世の中にそもそも必要のない人間っているんでしょうか??
こんな時、頭に浮かぶ言葉があります
「天上天下唯我独尊」
てんじょうてんげゆいがどくそん
お釈迦様が生まれてすぐに七歩歩いて右手で天を指し、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊」と云われたと伝えられています
「天上天下」は世界を表していて この世のすべての空間や時空をも超えて
「唯我」 唯一ただ一人私は尊い存在だという意味だそうですね
これだけ聞くと、「なんと偉そうな赤ちゃんや Σ(・ω・ノ)ノ!」ですけど 笑
唯我はお釈迦様の事だけでなく私たち全員のことです
本当の意味は「自分という存在はだれにも変わることが出来ないし
能力や学歴 地位や名誉に関係なくそのままで尊い」という事 例えば
現世で亡くなって、もし生まれ変わりがあったとしても
もう一度、同じ私で来世もよろしくお願いします~なんてありえません
唯一無二の存在 それゆえに尊いというわけですね 深い・・・っす
仏教の教えでは 私たちが生まれてきた目的は
誰かの役に立つ為 誰かを救う為に生まれてきているそうです
もし周りに、嫌な人や消えてほし人がいたとしても
きっとその人にも誰かの役に立つための役割があって、もしこの人が命を落とすような事があれば、その人が救える人も救えなくなる
なので一人一人が大切で尊い存在である という事なんでしょう
自分の周りの嫌な存在の人も、もしかしたら
自分に何かを教えてくれる存在なのかもしれない 気づきを与えてくれる
成長させてくれる存在なのかもしれないと捉え方を変える事で、うまく付き合う事が出来るかもしれません
過去の経験ですけど、嫌な人って自分の問題が解決するといつの間にか
目の前からいなくなっちゃうんですよね・・・苦笑
基本他人を変える事はできません、
自分は正しい 周りが間違ってる
結果 イライラ怒りの毎日
生きながらの地獄ともいえます
自分は周りの人に支えられて生きてる
周りの方のおかげ様でと喜んで生きる
生きながら天国といえるのかもしれません
朝一番に目覚めて布団の中でこう思うんですよね・・・
「またあの嫌な上司と1日過ごすのか・・・どっか転勤してくれないかな・・」
気持ちはわかりますけど
そう願ってもその人はきっといつも通りそこにいますよ きっと笑
思考と行為は自分で選べます
祈っても変わらない・・・
コントロールできることに集中して尽力し、
先のわからない未来を怖がらず起きて欲しい事だけ考えて生きていきたいものです
アンガーマネジメント入門講座 | 日本アンガーマネジメント協会